その一鞍は何のために
         〜馬術を極める〜

◆レッスンのツボ:練習への取り組み方を理解する
   【効果的に練習する】
 〜ボトルネックの克服が最短で成果を上げる〜

 さて、今日のレッスンであなたは何をやるのでしょうか。一言で言うとそれは「出来てないことを出来るようにする」です。当たり前じゃないかって言われるかもしれませんが、ではあたなにとって「"今"やるべき出来てないこと」とは何でしょうか?それは私と同じことかもしれないですが違うことの方が圧倒的に多いはずです。
 ボトルネックという言葉があります。他は充分問題ないのに1箇所が狭くなっているせいで全体の流れが滞ってしまっている様な時に使う言葉です。その一箇所の狭さを解消すれば全体はスムーズに流れ始めます。例えばあなたは馬の動きに着いていって駈歩を続けたいが体のある一部分の使い方が不適切でバランスを崩して馬が止まってしまっていたとします。バランスを崩す原因となる体の使い方の種類は沢山ありますが、あなたならではの主たる問題が1つ2つあるはずです。それらのわずかな悪いところを直すことでバランスが良くなり駈歩が安定してできるようになるとしたら、それがあなたの抱えているボトルネックです。今あなたが目指している騎乗をするための課題はあるがそれに取り組まないで習得済みであったり目指す騎乗に関係のない部分の練習をしたとしても、課題を克服しない限り今目指している騎乗ができるようにはならない、のは分かりますよね。ボトルネック以外に取り組んでも出来るようにはならないのです。逆に言うとボトルネックの解消に取り組めば比較的少ないトレーニングで出来るようになるということです。では、自分のボトルネックってどうやって見つけるの?ということですが、それはまず実際にやってみることです。どうです、何がうまくいかなかったか気づきましたか?目指している騎乗と違く見えるところはどこでしょうか?←ここで大事な2つのことが出てきました。「目指している騎乗」のイメージをあなたは持っていますか?(言い換えると、正解を知っていますか?)また違く見えるところつまり「何がどううまくいかなかったか」説明できますか?イメージを持てましたか?持てませんよね、なぜなら大パノラマ鏡でもない限り自分の騎乗は自分では見られないからです。それらに対して現実的な方法は2つ。一つは個人レッスンを取って先生に見てもらいその場で直してもらいます。また先生は先生ですから「良い騎乗」について知っています、イメージを持っています。2つ目は自分の騎乗をビデオカメラで撮影して見ることです。良い騎乗のイメージは先生の騎乗を頭に焼き付けるかTV等でやっている大会に出ている選手を観察して持ちましょう。これらはレッスンのツボと言えるものでそこまでやれれば漠然と取り組むのに比べたら劇的に効果的な練習になっています。良い騎乗のイメージに自分が近づけるよう課題を把握して克服していってください。
 ずばり言います。逆算しましょう。最後の形から遡って最後の形に持っていくために必要な体の使い方を想像して下さい、途中途中の動かし方を部分部分で確認して下さい。イメージを持ってイメージに近づくように実際に体を動かして繰返しトライして下さい。もしイメージのように最後の形に持っていけてないとしたら、始めから途中のどこかで力が入っていたり効率良く力が伝えられていなかったり体の軸が傾いていたりしているところがあるはずです。それらを見つけ出して下さい。そしてそれを今日のレッスンでの克服すべき課題とします。身に付けるべく課題の解消に向かってレッスンで繰返しトライし体に刻み込みましょう。あなたの体はかならずや応えてくれるはずです。
 やや余談も含めて一つ重要なことを。体とは便利なもので繰返しやることで覚えてくれます、頭のいい悪いに関係なくです。例えば対戦競技だったら頭を使って戦略・戦術を考えながら体を動かしていくわけですが、コーチ・先生が考えた充分効果的な戦略・戦術を実現するための動きを子供に繰返し練習させ身につけそのように動けるようにすれば試合で実践できるのです。これって凄い事です。体って五感全てを使って感じ取ってくれるのでそれは大人も子供も差は無くむしろ子供の方が敏感なくらい。体を使って覚えることならば子供でも一流のプロと勝負ができるのです、実は。頭と目しか使わないでやる勉強がなかなか身にならないのはある意味当然のこと、あなたが出来ないわけではないのです。身に付けるのにより良い方法を取れてないだけ・・。声の出せない電車の中で英語のテープやCDを漠然と聞くだけでは効果は薄いです。正しい課題(今のあなたにとって効果が期待できる=ボトルネック。また身に付くという点で習得したくてすべきで習得したら実際に使っていくこと)を体を使って繰返しやってみることで効率的に上達できるのです。
さて、繰返しになりますが、
正しい課題(今のあなたにとって効果が期待できる)
を持って毎回のレッスンに臨むには何をすべきでしょうか?
それは先ほども言いましたが、「個人レッスン」を受けることです。

           ⇒⇒        個人レッスンで上達 へ

「 馬術を極める 」のトップページへ戻る

トップページ(うまうまねっと)へ戻る





Copyright(C)since2003 http://www.umaumanet.com/, All Rights Reserved.
 
トップページ(うまうまねっと)へ

◆レッスンを終えた時、あなたは何を得ているか?
           〜課題とは目標を行動レベルまで落とし込んだもの〜
                〜今回身に付けることを意識して練習する〜

「その一鞍は何のために」やるのか?を理解してレッスンに臨めた時、
      クラブでの時間が有意義なものに変わってきます!!